スティーブ・クロッパーの「Playin' My Thang」。多くの曲でデヴィッド・ペイチがピアノを弾き、1曲ボビー・キンボールがバッキング・ボーカルをつけたりして、TOTOの人たちが絡んでる。ってわけでいくつかの80年代っぽいてらてらしたサウンドが古くさくてあかんわけだなぁ。それはともかくジャケでクロッパーさんが抱えるバインディング付きのテレキャスターは渋いなぁ。 フロントにP-90がマウントされてるよ。なんてかっちょいいのだろうか。
Agfa Optima Sensor / Solitar 40mm f2.8 / Konica-Minolta Centuria Super200
というわけでうちのニセキャスター再登場。最近ちょっと手が入ったので…
ESPのボディとネック。ボディはアッシュだと思っているのだけどセンではないのか?という指摘もあるなぁ。TVイエロー的な色がとても気に入っているのだけど見るからに厚ぼったい塗装と、友だちに指摘されて初めて気づかされたヴィンテージとは似ても似つかない緩慢なボディシェイプがイマイチな感じ。ネックは細めのソフト三角でかなりグリップしやすい上に経年変化で裏側の塗装が一皮剥けてる感じでいい感触だぜ。このギターのネックはいい。あとブリッジはなぜかFender USAのが付いてるなぁ。ただしサドルがブラスのじゃなくて銀色の溝の付いたやつ。なんとなくしょぼい気がするけど出音が気に入ってるから換える必要もないかなぁ。

電装関係はごっそり一新していて、CTSのポット、スイッチやジャックはいずれもクライオジェニック処理を施したのものに、配線用ケーブルはよくわからないけどベルデンよりえらい、というふれこみのものに、あとボリューム・ポットに付くハイパス(ローカット?)フィルター用のコンデンサはオレンジドロップ、トーン用にThe Clone Capというたいそうなやつにそれぞれ交換。でもトーン用のコンデンサってけっこうな値段だけどそんなに重要なんかな? ピックアップはブリッジ側がセイモアダンカンのヴィンテージ的なやつ、フロントはリンディ・フレーリンのP-90の形をしたやつに交換。
コントロールプレートは見た通り180度ひっくり返していて、あとトーンコントロールはフロントにだけ効くようになってて。となるとPUセレクターをフロントにした場合、スイッチの先っちょがフロントトーンである中央のノブに接近し過ぎで致命的に操作しにくい訳で、そんなわけでセレクターSWのつまみはストラト用のに、ポットのノブはマディ・ウォーターズの真似してフェンダーのアンプのに交換したのだけどそれでもイマイチで、で、この度プレート中央のポット用穴がスイッチから9mm離して空けられてる、というコントロールプレートに交換したわけで、これによりとても素晴らしい操作性となったわけ。ただし見た目はますますテスコか何かのビザール系ギターに見えてきてしまったけど。というわけでますます手放せないギターだぜ。最近はエレキだなぁ、気分だけ。ヒマヒマになったらでっかい音で弾きたい。
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posted at 05.27.2008 11:05 Tue |
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Rock (US) male